「大企業×スタートアップ」コラボのテストマーケティング事例まとめ~vol.1~

こんにちは町田です。
最近オープンイノベーションのということで”スタートアップ×大企業”のコラボ注目されています。
そこで今回はどんなスタートアップが大企業とのコラボを実現しているのか。
どんなコラボを実現しているのかをまとめてみました。

コラボ事例

今回は第1弾ということで、鉄道、バス、百貨店、スーパー、ホテル、フィットネス、介護など、人的サービスを多く抱える労働集約型ビジネスの複合企業体である東急グループでの事例を紹介します。

1:IMADA MARKET (イマダ・マーケット)

コラボ企業:株式会社IROYA
コラボ企業概要:アパレルに関するオンライン&オフラインショップ「IROZA」の運営および、企業向け色データソリューションを提供している
コラボ内容:実店舗を開ける場所を東急が提供。まだ世に出ていない個人・ブランド・スタートアップ企業を対象に、”SHIBUYA109″が設定したテーマに沿って、アパレルや雑貨、アートなどを販売する店を開店した。1テーマにつき1~10ブランドを導入し、2~3週間サイクルで展開。

2:Turn Table(ターンテーブル)

コラボ企業:株式会社リノべる
コラボ企業概要:マンション・戸建てのリノベーション。一棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の設計施工及びコンサルティング
コラボ内容:東急グループ×徳島県×リノべるのコラボ。ビル一棟を検証の場として提供。そこを飲食、宿泊、マルシェを含んだ複合施設にリノべるがリノベーションした。東急としても、不動産の新たな可能性や活用方法を提案している。自治体とのコラボを同時に出来ているのも注目。

3:ガイドツアー

コラボ企業Huber.
コラボ企業概要:訪日外国人に向けて現地の旅行ガイドとのマッチングを提供
コラボ内容:東急の名前を用いて特別ツアーページ作成。東急電鉄の沿線のまだ知られていない魅力場所や文化体験を、Huber.のガイドが訪日外国人に紹介。その声を分析することで隠れた観光資源を開拓。

4:渋谷文化プロジェクト

コラボ企業:アクアビットスパイラルズ
コラボ企業概要:バッテリーレスのICチップを使用して、手間いらずでスマホから対象コンテンツを開けるサービスを提供。
コラボ内容:東急は渋谷駅のスペースや自治体とのつながりを提供。スマートフォンをかざすだけでさまざまな情報を配信するIoTデバイス技術「スマートプレート」(※)を駅構内や工事現場の仮囲い等に設置し、渋谷の街情報をスマートフォンに発信。

5:かざしてレシピ

コラボ企業:アクアビットスパイラルズ
コラボ企業概要:バッテリーレスのICチップを使用して、手間いらずでスマホから対象コンテンツを開けるサービスを提供。
コラボ内容:テストマーケティングの場所として東急ストアの提供。また、NHKといった他企業とのコラボを企画。今回のテストマーケティングも”東急×NHK×スタートアップ“の形食材売り場に、その食材に関連したレシピをすぐに手元で確認できるサービスを提供。アクセス状況やレシピ内容を遠隔で変更することで顧客データの可視化を実現。

6:VR体験

コラボ企業:MyDearest株式会社
コラボ企業概要:VRを使って様々なサービスを提供。体験型読書サービス「FullDive Novel[フルダイブノベル]」
コラボ内容:109 シネマズ⼆⼦⽟川というスペースの提供。実際に多くの人が訪れる”場”を使ってストーリVRの体験会及び販売会を開催。

7:オフピーク通勤推進

コラボ企業:エーテンラボ株式会社
コラボ企業概要:三日坊主防止アプリ「みんチャレ」を提供
コラボ内容:みんチャレアプリ内に東急電鉄専用ページを用意し、オフピーク通勤をしたみんチャレ利用者がアプリ内コインを用いて教育支援に参加できるようにした。

8:伊豆・上田誘致

コラボ企業:WAmazing 株式会社
コラボ企業概要:台湾・香港・中国(※1)からの訪日旅行者に対して、無料SIMや宿泊施設、空港送迎、体験ツアー等の予約、決済をワンストップで行えるアプリ「WAmazing」を提供。
コラボ内容:駅やホテルといったサービス実施場所を東急が提供。東急グループのゆかりのある場所を「WAmazing」で紹介。さらに対象箇所を訪問することで、SIMカードの通信量上限アップ等のインセンティブを与え、上田・下田地域への旅行者誘致を行なった。

9:落とし物早期発見

コラボ企業:MAMORIO株式会社
コラボ企業概要:忘れ物防止IoTデバイス「MAMORIO」を提供。
コラボ内容:東急は渋谷駅構内の場所を提供。駅構内にMAMORIO専用アンテナを設置することで、検知精度の改良や紛失時の通知を行うサービスの開発・改良を実施。

アクセラレータープログラムから生まれたコラボ

今回紹介した事例の共通点は”東急アクセラレータープログラム”から生まれている事です。
アクセラレータープログラムとは、大企業がリソースの少ないスタートアップに対して資金やマーケット等のリソースを提供する、スタートアップ向けプログラムです。
東急でも4期目が始まります。
ホテルや実店舗といったマーケティングの場を、豊富に持っている大企業と、協力して事業を進めていくチャンスが増えるアクセラレータープログラムは、スタートアップにとって有効な手段の1つではないでしょうか。

※参考:ただ今募集中のアクセラレータープログラム一覧