こんにちは、ぱにこです。
前回の記事「chezmo family編(前編)」では、chezmo familyがユーザーを獲得するために行った様々な施策をご紹介しました。
(参考:http://launcheers.com/archives/4189)
そこで、現地コミュニティへ赴くこと、Facebookイベントでの地道な広報の2つが初期スケール拡大のKEYになったということが分かりました。
今回は、獲得したユーザーに「どうやってサービスを利用し続けてもらったのか」に迫ります。
家庭のニーズにあわせた細かいカスタマイズ
利便性を追求したサービス対応
(chezmo family公式HPより)
ー家庭に合わせたカスタマイズ
chezmo familyでは、家庭に合わせた精度の高い留学生とのマッチングにこだわっているそうです。各家庭の意向や、子どもの趣味嗜好によって、それに合わせた質の高い学生を紹介しています。
例えば、
・体をうごかすのが好きな子どもにはスポーツの好きな留学生を紹介
・プログラミングを子どもに習わせたい家には、プログラミングのできる留学生を配属する
などが挙げられます。
「事前のヒアリングと合わせて、各家庭にマッチするよう質にこだわってユーザー体験を向上させています」
とお話してくださいました。
ーLINE@でのクイックレスポンスで利便性を担保
もう一つ、利便性の担保という面でサービスをより良いものにしています。
依頼者は家事に子育て、さらに働いている場合は仕事と、毎日がとても忙しいです。
そんな利用者のニーズは、一刻でも早いレスポンスだと今西さんは言います。
chezmo familyでは、問い合わせや遅刻等の連絡はすべてLINE@で、すぐに対応するようにしているそうです。
このように、ユーザーにとって扱いやすいツールを用いて円滑なコミュニケーションを図ることで、利便性を向上させています。
ーchezmo familyの事例から得られるユーザー定着のポイント
「サービス初期にこそ、ユーザーに合わせたカスタマイズ」
サービスの中長期的なグロースを考えると、ユーザーに合わせたカスタマイズというのは難しいと一見考えられます。
もちろん形態にもよりますが、サービス初期であればユーザーに合わせて仕様を変えることで
さらに、サービスを向上させる視点が見えてくるのではないかと思いました。
ぜひ、ご自身のサービスにも活用していただければと幸いです。
今回も、記事を読んでいただきありがとうございました。
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いとけん
Launcheers共同代表。小学生の時に、父が脱サラして起業したこと・ シリコンバレーでの起業家精神に魅了されたことがきっかけで「起業家」に興味を持つ。 普段は名刺アプリ「Eight」のビジネスディベロップメントを担当