企業価値ランキング”トップ25”の未上場テック企業から見る世界のトレンド

こんにちはLauncheersの町田です。
今日は先日公開された「未公開テック企業、企業価値ランキング トップ26」からそのトレンドを考えてみました。

▼もくじ(記事読了目安:3分)

それではさっそく、ご覧ください。

企業価値ランキング

下記が未公開テック企業の企業価値ランキングとなっています。
こうしてみると、よく名前を聞くそうそうたる企業がランクインしています。

順位 企業名 評価額($) 創業国
1位 ウーバー(Uber) 699億 アメリカ
2位 点滴出行(Didi Chuxing) 560億 中国
3位 エアビーアンドビー(Airbnb) 310億 アメリカ
4位 美団-大衆点評(Meituan-Dianping) 300億 中国
5位 スペースX(SpaceX) 247億 アメリカ
6位 ウィーワーク(WeWork) 211億 アメリカ
7位 パランティア・テクノロジーズ(PalantirTechnologies) 205億 アメリカ
8位 今日頭条(Toutiao) 200億 中国
9位 拼多多(Pinduoduo) 150億 中国
10位 ピンタレスト(Pinterest) 123億 アメリカ
11位 リフト(Lyft) 117億 アメリカ
12位 ペイティーエム(Paytm) 100億 インド
13位 ストライプ(Stripe) 92億 アメリカ
14位 SZ DJIテクノロジー(SZ DJI Technology) 80億 アメリカ
15位 借貸宝(Jiedaibao) 76億 中国
16位 マンバン・グループ(Manbang Group) 65億 中国
17位 マジック・リープ(Magic Leap) 64億 アメリカ
18位 链家(LianJia.com) 60億 中国
19位 グラブ(Grab) 60億 アメリカ
20位 ロビンフッド(Robinhood) 56億 アメリカ
21位 ウィードクター(WeDoctor) 55億 中国
22位 スラック(Slack) 51億 アメリカ
26位 ゴジェック(GO-JEK) 50億 インドネシア
26位 クーパン(Coupang) 50億 韓国
26位 マシーンゾーン(Machine Zone) 80億 アメリカ
26位 ウブテック(Ubtech) 50億 中国

創業した年


創業年を見てみると、創業8年目(2010年)をピークに正規分布しています。
今ユニコーンと呼ばれている企業も、スピード感としては今の規模となるまでに創業から8年程度掛かっているようです。

しかし、同時に創業4年以内の企業も2割程度あります。
その2割はManbang Group、Didi Chuxing、Meituan-Dianping、Jiedaibao、Pinduoduoと全て中国発です。
そこからも、今の中国の勢いが見えてきます。
中国という巨大マーケットに直接アクセスしやすい、規制緩和の恩恵が大きい等が理由としてありそうです。

事業領域


次にそれぞれの会社の事業領域です。
最も多かった事業領域は26社中9社が該当したシェアリングエコノミーでした。
中でもUberや滴滴出行、リフト、グラブといった配車サービスがトップ26社中5社ランクイン。
また、トップ3も以前紹介したAirbnb、Uber、さらに滴滴出行と全てシェアリングエコノミーが独占する結果となりました。
※「「CEO自ら、ユーザーの物件を訪問?」Airbnbの初期スケールの方法」、「Uberの人気を支える、サービス初期から続くユーザー体験とは

2,3位はFintec,Eコマースと続いています。
4位以下は幅広い事業ジャンルが横並びという結果でした。

個人的に、共同購入で賞品を安く買うことが出来るサービスを展開する”拼多多(Pinduoduo)”は注目企業ではと思います。
中でも、共同購入の仕組みを活かして、「0元買い」戦略(タダで商品をユーザーを誘うことで提供すること)を用いて効率的に多数のユーザーを獲得していく戦略は、新しいマーケティング戦略として面白いです。
参考:「併多多」ゼロからEコマース第3位 ユーザー数急増のわけ
ハードウェア系も3社(スペースX、ウブテック、SZ DJIテクノロジー)入っており、是非”モノづくりの国”日本からもランクインする企業が出てきて欲しいです。

創業した国


今回ランクインした企業は全てアジアとアメリカの企業でした。
また、アジアも中国に始まり、インドとインドネシアという人口大国からのランクインとなっています。
唯一韓国からもクーパン(Coupang)がランクインしています。
日本と比べても人口が少ない中、どのようにしてこの地位を築いていたったのか、そのマーケット戦略は日本のスタートアップにも参考となる部分があるかもしれません。

今回はランクインした企業はかなり限られた地域発となっていました。
しかしこれが数年経つと、ヨーロッパやアフリカ勢が食い込んでくるのではと思います。

テック系の企業価値ランキングから見えてきたいくつかのトレンド。
今回の結果を踏まえた上で
圧倒的にランクイン企業数が多いシェアリングエコノミー系企業にとって代わる、ものは何か?
ランキングが今後どのように変化していくのか?など、今後の変化に引き続き注目していきたいと思います。

現場からは以上です。

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