大企業とスタートアップの協業の成功率の良し悪しについて考えてみた件

こんにちは、町田です。
本日注目したニュースは「スタートアップと連携 大企業の大半「成功25%未満」」です。

―ニュースの概要

大企業とスタートアップ協業の実態
今回の記事では、世界で見た時大企業とスタートアップの実証実験を行ったケースで、商業化まで到達したケースがどの程度あるかを調べています。
その結果、下のグラフのような結果となっていることが分かりました。

引用:スタートアップと連携 大企業の大半「成功25%未満」(日経新聞)

今回の調べでは、「ビジネスまで発展した実証実験が全体の10%未満と回答した企業が48%」という結果ということでした。

この数値を見て、私自身が考えた事を書いていこうと思います!

―本当に協業はうまく行ってないのか

今回の記事では、「ビジネスまで発展した実証実験が全体の10%未満と回答した企業が48%」という結果を、うまく行っていないとして挙げています。
しかし、実際にそれは正しいのでしょうか?
今回のグラフの結果から「10%未満が48%」ということは、逆に10%以上の企業は52%とあるということになります。
スタートアップとの提携は多くの場合、大企業にとっても“新規分野”で未知の分野であることが多いです。
その文脈で考えてみるとどうなるか。
私も大学院の実験で、今までとは異なる新しい内容をやることがあります。
実験系をされている方は共感してくださる方も多いのではと思いますが、今までとは異なる新規内容の成功率を25%以上にするのは、なかなか厳しいライン設定だと思います。
今回の記事では、提携の成功率が低いという文脈で書いてありますが、私個人としてはそこまで低い値ではないかと。

もちろん今回の調査における、実証実験の規模や各企業が提携したスタートアップの総数、大企業の自前の新規事業成功率等が分からないので詳しい議論はできません。
しかし、新規分野の成功率だけでみれば、決して自前で新規開発する場合に比べて劣っていると一概には言えないのではないでしょうか。

社内で新規開発をする場合と同じ成功率でどうする。そんな意見もあるかもしれません。
では、社内の新規事業開発の成功率を上げるハードルはどうなのか。
以前日経新聞でオリックスの宮内義彦 オリックス シニア・チェアマンは、
新規事業の成功率は

「成功率はイチローの打率より低い」
引用:新事業の成功率はイチローの打率より低い

と表現しています。

つまり、既にフルコミットして研究や開発、戦略立案を進めている企業でも、その成功率は難しいという結果になっています。
その難易度と比較すると、スタートアップとの協業は悪い選択肢ではないのではと思います。

大企業に勤めている人も日ごろからスタートアップとの接点を持って、どういった企業があってどういったパターンが成功しやすいかを持つ。
これがこれから大企業が生き残っていく為には、技術力などと同じくらい大事になってくるのではないかと思います。

現場からは以上です。

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