エストニアのスタートアップガレージ突撃訪問記

✔スタートアップガレージブーム

Yahoo! LODGE、bit&innobation(TIS)、スタートアップハブトーキョー、ASAC、100BANCHなどといったコワーキングスペースやスタートアップ支援施設が昨今続々と開設されております。

ただのオフィススペースとしてだけでなく、経験豊富なメンターがスタートアップをサポートしてくれたり、起業家同士や起業家と投資家のマッチングイベントなども多く行われており、たくさんのスタートアップを誕生させ成長させています。

また、最近の施設はガレージをイメージしたオシャレなつくりとなっているところも多く、私たちも100BANCHで作業しているときはまるで秘密基地にいるかのような気分が味わえて、ワクワクしながら作業を進めることができます。

そんなスタートアップ支援施設、海外ではどのようなところがあるのでしょうか?

今回は、今話題のエストニアのスタートアップガレージに突撃してみたのでその様子をお伝えいたします。

●エストニア『LIFT99』

✔そもそもエストニアとは?

最近、ちらほらSNS上で名前の挙がることが多くなった小さな国エストニア。
ロシアのすぐ西側に位置し、EU加盟国でもあるEUの入り口です。

少し前に、テレビでエストニアの位置が間違って紹介されそれに対するエストニア大使館のツイートが話題になりました。

たかだか130万人程度のこの小さな国で生まれた企業がSkypeです。
登記がインターネット上で行えるなど、スタートアップが作りやすい環境でもあるため、Skype出身者を中心にエストニアでは多くのスタートアップが誕生しております。

そんなエストニアのスタートアップを支える場所として有名なところが”LIFT99”です。

✔きちゃった♡(エストニアに)

機内エンタメ(映画やゲームを見れるやつ。バグの前後を観察していたらLINUXで動いているようですね。)

がバグってひたすら同じロシア語のCMが流れ続けるアエロフロートに乗り、乗り継ぎ時間を含めて約12時間30分。

私は何でこんなところにいるのだろうと思いながら、きづいたらエストニア、首都タリンにおりました。

実に気温-12℃。猛吹雪が私を歓迎してくれます。

エストニアの旧市街を少し歩いていくと、旧ソ連らしい無機質な岩の塊のような建物の壁一面に大きなウォールアートやヨクワカラナイアートなどが飾られたり、おしゃれっぽい雑貨屋さんや飲み屋さんが密集するエリアがあります。
これがLIFT99の存在するテレシキビといわれるエリアです。

こじんまりとしたエリアですが、もともとはソ連の軍事施設だったこの場所を地主が買い取り、デザインやアート、スタートアップのための場所にリニューアルしてできた場所だそうで、外国人観光客なども多く面白いグッズや服を探しに集まっています。

なぜか卓球台が外に置かれておりますが雪が積もっており使えません。

こちらは神戸三宮のパイ山のなごりでしょうか。

 

建物の作りが複雑なので、外からはぱっとよくわからないのですがBという建物の中に入ると、ありました。LIFT99です。

✔見つけたのでLIFT99に突撃してみる

1階にはエストニアのスタートアップ企業の名前が丸太の上にたくさん紹介されています。エストニアは面積の半分が森でおおわれており、とても木が大好きな国なのでこういった木製のインテリアであったりとかグッズをたくさんみかけます。

奥にある階段を上ると、突然出現する重々しい雰囲気のドア。
用がある人はベルを鳴らして、と書いてあります。

実はアポイントメントもなにもしていなかったのですが、とりあえず中を見学できるかどうか聞いてみるためにベルを鳴らしてみました。まだここにない出会いを探しもとめている某会社の営業みたいですね。

ベルを鳴らしてしばらく待つと…お姉さんが出てきました。
突然雪まみれの東洋人が現れたのでさぞ驚かれたことでしょう。

お姉さんに「ごめん、アポとってないんやけどワシ日本から来たんやわ!LIFT99のことめっちゃ気になって、ちょっとでも見学することできひんやろか?いや、ほんまごめんて」と尋ねてみると、意外にも即オッケーの返事をいただきました。

しかも、こんな突然の来訪者に温かいお茶まで入れてくれました。カップに書かれているのは入居しているスタートアップのロゴらしいです。

基本的にエストニアの人はとっても優しいです。隣の某大国とは大違いです。

 

✔見学開始

外套を脱いで中に入り、早速見学の開始です。
写真を急いでとったのであまりいい写真がなくて申し訳ありません。

 

中は、、、思ったよりもこじんまりしているかな?

大きくワークスペースと、キッチンスペースと、ミーティングスペース、イベントスペースなどがあります。

エストニアを代表するスタートアップ企業のロゴがイベントスペースに掲げられています。このうちいくつかのスタートアップのCEOは2018年のSLUSH TOKYOに来るようです(SLUSH発祥の地、フィンランドとエストニアは船で2時間で行けるほどご近所)
それぞれのスペースにはエストニアに関係する人や物の名称がつけられています。

やっぱり卓球台があります。エストニアにはそこら中に卓球台がある割にオリンピックなどでは一切見かけませんね。

事件はここ現場で起こっているそうです。
何でなのかはヨクワカリマセン。

2階にもスペースがあります。
2階も大体同じようなワークスペースとミーティングスペースなのですが、一室VRでプレイして遊べる部屋がありました。(写真がなくて申し訳ありません)
VRroomとかかれていたのが二重線で消され、Real roomと書かれておりました。なんだかテツガクですね。

日本のスタートアップガレージと大きく異なる点として、犬が普通にガレージを歩き回っています。エストニアの人々は犬が大好きです。犬もここのスタッフとして役割を担っているのでしょうねきっと。少し見づらいですが、住んでいる犬の説明映像が流されていました。

 

✔利用するには?

 

LIFT99はとっても人気で、利用希望者がとても殺到してかなり順番を待っているような状態らしいです。利用希望者の方は気軽に連絡してとのこと。

利用料は月に199ユーロ。学生向けのドミトリーと大して変わらない値段で入居できるようです。

また、LIFT99では、エストニアの起業家や、スタートアップを対象としたイベントやハッカソンが適宜行われており、参加者は自由に参加できます!

facebookのLIFT99のページやLIFT99に入居しているGARAGE48のページにてイベント情報がチェックできるので、要チェック!
ちなみに、現在の入居企業はこういった企業が入居しているようです。

Transferwiseはエストニアだけでなく、EU全体でも有名なFintechスタートアップですね!
日本にも対応しており、海外送金の際にとても便利!

 

いかがでしたか?
今後ワーキングホリデーの解禁の話もあり、注目度の高くなるエストニア。
フィンランドからも近いので、お近くにお越しの際はぜひLIFT99にも足を運んでみては?
エストニアからは以上です。

 

【LIFT99】 10134 Tallin Telliskivi 60a B building


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