スイスのインキュベーション施設「F10」から見る、アクセラレーターの可能性

注目記事:金融×IT 新鋭育てる スイス、大企業へ橋渡し

 

Launcheersの町田です。
今回注目したのは、スイスにある「F10」というインキュベーション施設に関する記事です。
※インキュベーション施設:

F10は、金融×ITを融合したフィンテックを中心としたベンチャーと大企業をつなぐ「橋渡し」として期待されています。
採用されたスタートアップには試作品の改良、資金調達、マーケティングなど一連のノウハウなどを学び、実用化を目指します。
F10のユニークな点はイタリア保険大手ジェネラリやスイスのプライベートバンクなど大企業もF10のメンバーとして出資することです。更に、社長や会長といった人物がフラッとやって来てその場でディスカッションしているそうです。

今回も前回の記事に引き続き、「アクセラレーターの持つ可能性」という点で検討していきたいと思います。(参考:「アクセラプログラムの新たな可能性を感じた件」)

今年度は、日本でも数多くのアクセラレーターが生まれた年でもあります。(参考:アクセラレーションプログラム一覧)
そして、日本でもF10と似たようなの支援を行っているアクセラレーターはあります。しかし、明確にF10と日本の大多数のアクセラの間で異なっている事があります。
それは「社長級の即時決定権がある人物」が来るかどうかという事です。これはまだ日本に同様の特徴を持ったアクセラはないと思います。

様々な企業の社長がふらっと来て直接スタートアップと議論を交わす。
このようなプログラムが日本にも出てくると、多くのアクセラレーターが差別化に困っている中、1つの差別化になってくるのではないでしょうか。

また大企業としても、ポテンシャルの高いスタートアップを早い段階で見つけることが出来るという事は協業や戦略立案という点において、この流れが速い現代において大きなメリットとなってくるのではないでしょうか。

現場からは以上です。